不安には七つの基本的なものがある。
それらが同時に混じり合うか、あるいは別々に混じり合って人間を苦しめているのである。
1.貧困に対する不安
2.批判を受けることに対する不安
3.病気に対する不安
(1〜3→すべての心配事の底流にある)
4.失恋に対する不安
5.自由を失うことに対する不安
6.老いに対する不安
7.死に対する不安
不安はいついかにして、それに屈服するかあるいは払いのけるかによって祝福にもなるし呪いにもなるものである。
失敗するかもしれないという不安はそれだけで失敗の原因になり得るし
負けるかもしれないという不安は敗北を誘引する。
不安というものは、非常に強力なので、
それとは正反対に位置する信念が善行を行うときと同じ程度の力を持っている。
実際、不安は信念というギアを反対方向に入れたもの以外の何物でもない。
人間を一生の間とらえているこの七つの基本的な不安は、そのすべてを克服しなければ
どんな素晴らしい、そして長続きする成功もないのである。