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『成功哲学』用語集

黄金律(golden rule)

新約聖書のマタイ福音書にある山上の説教の一節。
「すべて人にせられんと思うことは人にもまたそのごとくせよ」をさす。(大辞林参照)

今日のビジネス界での重要なモットーは「礼儀と奉仕」である。
これは事業に成功するための黄金律と言ってもよい。
このモットーは、経営者にとってはむろんのこと従業員にとっても重要な意味をもっている。
というのは経営者も従業員も最終的に消費者に雇われているからである。
したがって消費者への奉仕に失敗することは、両者とも奉仕する権利を失うことになるのだ。
またビジネスばかりではなく、人生そのものにおいても、この礼儀と奉仕は同様の役割を果たす。
かつてアメリカではガスメーターの検針員がガラスが割れるほどの強さでユーザーの
ドアを叩いていたことを思い出す。ドアを開けると無遠慮に家に入ってきて
しかめっ面をしてこんなふうに言ったものだ。
「なんでこんなに待たせるんだ!」。
幸いこんな時代はもう終わった。現代の検針員は「お客様に奉仕することに心から満足しています」
とでも言いたげな紳士ばかりである。
かつてそのような無礼な検針員が嫌われていることをガス会社が気づく前に、
石油ストーブをあつかっている一人の礼儀正しいセールスパースンが現れ、
たちまちのうちにアメリカ中を独占してしまった。
これから事業をやろうとする人はこのような例を覚えておくといい。
将来どうなるかは現在の行動にかかっているのだ。ビジネス、金融、運送など
あらゆる分野をコントロールする法則があるとするなら、
それと同じ法則が個人もコントロールし、経済的地位も決定するのである。

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