よく失敗した人や失敗をするかもしれないと思っている人が祈りに救いを求めていることは、
あなたもよく見聞きしていることだろう。だがそれは、意味のない言葉の羅列に過ぎない。
なぜ祈るかといえば心が恐怖と疑惑と依存心で満たされているからである。
ところがその恐怖と疑惑と依存の感情は潜在意識を動かしはするが、このような場合。
本人のエネルギーは消耗するばかりである。
また、もしあなたに、いくら祈ったとしても無限の知性には届かないだろうし、
届いたとしても聞き届けてはくれないだろう」という気持ちがあるならいくらいのっても無駄である。
祈りが現実になる、ということはよくあることだ。
もしあながが、祈りによって成果を上げたいという経験があるなら、
そのときの心の状態を呼び起こしてみるとよい。
そうすれば、そこには理論を越えた何かがあったことを思い出すに違いない。
「無限の知性」と通信する方法は音声が電波によって通信されるのとまったく同じである。
あなたがラジオやテレビの仕組みをしっているなら、
音声や映像は人間には感知することができない周波数の振動に変調されて
通信されることもしっているだろう。
放送局では音声は何百万倍もの高い周波数に変調される。
そうして初めて、音声や映像のエネルギーは宇宙空間に広がっていくのだ。
そのエネルギーがラジオやテレビによって受信され、元の進総数に変えられて
「聞こえる音」「見える画面」になるのだ。
潜在意識は、人間の祈りを「無限の知性」が受信できる周波数に変調する媒体なのである。
潜在意識は「無限の知性」にメッセージを送り、なおかつその返事を受け取るのだ。
その返事というのは、目的を達成するために明確なプランやアイディアのことだ。
この原理を理解できれば祈りの本に書いてあることをただ読み上げるだけでは、
人間の心と「無限の知性」とを結びつけることは不可能だということがはっきりしてくるだろう。